幼稚園のこと
沿革
当園は学校法人海雲学園と名称し、昭和25年4月10日開園され現在に至ります。
所在地は長崎市寺町1番地、市内で一番繁華街浜の町に近く、晧台寺の境内にあり後ろは風頭山をひかえ境内・園内より樹木の自然変化が観察され、又広い境内・園庭で幼児たちは思いっきりのびのびと自分を出し切って遊ぶことが出来きます。
環境は中央地としてはとてもよい所で、どんぐり拾いや園庭いっぱいの落葉あそびが出来、自然にも恵まれています。
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幼稚園教育要領の5領域をもとに10個の具体的な視点から捉えた「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」に、よりよき環境のもとでお子様方の成長を育み、『心情・意欲・態度』の三つの柱を十分な遊びを通じて個人の発達段階に応じて援助してまいります。
特に亡小笹園長先生の代から伝承されてきた仏教的情操並びに善良な性情を養い個々の主体性に重きをおく方針で、たくましく積極的に行動出来る子どもに、又『御仏』のように美しく優しい心を育てる理念のもとに次の諸点、1. 感謝する心。1. 素直な心。1. 我慢する心。1. 人の立場を考えてやれる人に。1. 人に好かれる人に。と情操教育に重点をおいております。子どもたちが生き生きと伸び伸びと成長し、幸せに生きていく力を養えるよう援助してまいります。
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教育環境
街の中心部にあり、静かで広い晧台寺の境内の中に位置し、園庭いっぱいに走り回り、自転車に乗り、毎日元気いっぱいの子どもたちの声が響き渡っています。『遊びは子どもの学習の場』です。子ども自ら遊びを発展させながら、お友達や環境との関わりの中で、『人』としての土台作りを目指します。
教育目標
遊びを中心とした生活の中で、
主体性、創造性、感性の豊かな幼児を育成する。
この歌は当幼稚園の創立者、永久俊雄老師の道友であられた 橋本恵光老師のお歌です。
何事をするにも、損得の念を離れて、駆け引きなしで真剣に取り組み、力を尽くして頑張ることの大切さを詠じた道歌です。
新たに開設される園舎・園庭の設備・環境の下、明るく伸び伸び遊ぶことにより、たくましく積極的に行動できる園児が育つことを祈念します。
理事長 齋藤芳寛